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ひと降りの雨

前回の雨からひと月以上も雨が降りませんでした。

8月の暑い季節にずっと降らないのは畑にとっては本当に大変なことでした。

田んぼの川がよく持ってくれたと思います。

川のありがたさも身に沁みました。

最後の方は農園担当の勝はついに大きな農業用タンクを軽トラに乗せ、川に行ってタンク一杯に水を汲み意味があるのかないのかわからないけど2時間かけて畑全体の作物たちに水をまいていたようです。私の小さな畑もぎりぎりまで様子を見ていましたが、植物たちがよろよろしてきたのでついにお風呂の残り水や野菜を洗う時の水やお米を洗う時の水やふきんを洗った最後のすすぎ水をこまめにまきました。

その中で育った太玉トマトのいとおしくておいしかったこと。

そしてそして!やっと雨が降りました。

その一雨でそこらの植物たちが水分をぎゅっと飲み込んだのがはっきり感じ取れました。

そして次の雨、お盆を過ぎたら朝露がぐっとまして、それをさらに吸収しバット緑が濃くなって生き生きと喜んで姿に変わっていきました。

すごいですよね。

生きるのに雨、太陽、適度な風の通り様々な自然環境が作物を育てているんだと実感します。

当たり前ではない、そうそう、当たり前ではないのです。

あー、台風勝近づいています。どうなるのかな。


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