top of page

今日は音楽について

いつも畑やお店や家仕事や日常生活についてかいていますが。

音楽については詳しくは書いたことないですね。

今日はなんか書きたくなりました。

佐山雅弘さんというジャズピアニストが先日亡くなられました。そんなにこの方の演奏をYouTube聴くこともそんなになかったですし、ファンでもなかったのですが大学生の時に里帰りしていて友達に佐世保のジャズフェスティバルのようなものに誘われていったことがありました。その時音大に行っていたのですが、ジャズというものには全く無関心でしたしジャズがどんなものなのかもわかっていませんでした。しかし、この方のピアノがすごいなって思ったんです。そしたら野外ライブでなんかその方がたまたまそばに来たのだったかなあ、その辺覚えてないんですけどお話したのをうる覚えしています。それで、時々動画で見つけたりすると、あーこの人だって少しピアノ聴いたりしていました。

やっぱりすごいな。自由自在にピアノ弾いてるな。

私は4歳くらいからピアノを習いに行っていて、ピアノを習いに行くのが好きかっていえばそうではなかったです。(先生ごめんなさい。)でも、新しい曲を譜読みするのは好きでした。あとおじいちゃんと古い歌を楽譜を見ながらマンドリン弾きながら歌ったり、おじいちゃんが持っていた古ーいバイオリンをギコギコなら弾位たりおじいちゃんが歌謡曲やみんな歌の楽譜を買ってきてくれてそれを弾いたりして遊んでいました。だから、ただただ音楽が好きだったんです。でも、絶対音感とかなくて常に楽譜を弾く、って感じでした。音大の勉強もそんなに楽しくなくて劣等生でした。(お父さん、お母さん、ごめん!)

五島に来て初めてジャズってものやってみませんか?と誘われたときはそんなできるわけない!やってみたら、もっとできるわけない!と思いつつ今までとは違う自分と音楽とのかかわりができそうな気がしてどうしてもあきらめられませんでした。

今までやってきた音楽がクラシックであったり、ポップスであったりとは全く違いましたが。

高校の時にたまたま流れてきたピアノ曲があまりにも美しくてパーソナリティがその曲の題名とピアニストを言うのをメモってすぐに町の楽器屋さんに行って楽譜ないですか?って聞いて取り寄せてもらいました。それがキースジャレットのケルンコンサートでした。アドリブのフレーズが全部楽譜になってました。でも、高校生のジャズ知らない私が弾いてみるとさっぱりわからず結局全部は弾かなかったのを40過ぎてジャズ独学始めてから思い出してしまいました。

後、同じようにラジオからパットメセニーのラスト トレイン ホームが流れてきた時も書き留めてCDを買いに行きました。どちらもジャズプレーヤーとは知りませんでした。

だから普通で考えれば43歳からジャズとか無理。道のり長すぎ、しかもできるか全くわかんない!のですが、おそらく前々から好きっていう要素は体の中に待っていたと思われます。

それで初めトリオで1曲とりあえずやってみようとなってなんかほんとにわからなかったので、ベースマンがくれた音源を可能な限り耳コピしました。大変だった!もともと絶対音感とかないから3ヵ月かかりました。で、なんかわかったかって?甘かったです。全然わかりませんでした。

なんせテーマだけが書いてある楽譜があってコードだけが書いてあってあとは自分で作っていくんですよ。作っていく中でのセオリーはきちんとあります。

今なお勉強中!

なんでやっているかって?それはもっと音楽を楽しむためです!(練習してるときとか、採譜してるときわからなすぎてやめたくなる時あります。しかし、ここでやめたら楽しさが体験できなじゃないか!と思い直してやります。)

ニューヨークを拠点にしている86歳の秋吉敏子が何かのインタビューでさらっといっていた。

「これでいい!とかないわよ。それができたらまた次にこうしたいということがでくるわよ。ないわよずっと。」「だけど好きだからやめないのよ、やめる人は好きでないのよ、そうでしょ!」みたいいなこと。おばあさんになってさらっと私も言いたいわ!

私のハチャメチャな手書き楽譜も増えました。解読できるのは私だけです。

あと、島に来てこんなに音楽やると思っていませんでした。

それからまさかジャズに挑戦しよう自分に出会えるとは思っていませんでした。

移住で言えることは人生何が起こるかわからない!ですかね。


bottom of page